未来を応援する学習塾

改めて、寺子屋アカデミーのご紹介を行いたいと思います。

寺子屋アカデミーの正式名称は「個別進学塾 寺子屋アカデミー」です。言葉の通り「個別指導」に特化した進学塾として、2008年7月に福岡市東区、香椎で誕生した学習塾となります。周囲を見渡せば個別指導形式の学習塾が多いなか、なぜ僕が個別指導にこだわっているのか、少しだけお話ししたいと思います。

僕自身は、大学入学と同時に家庭教師のアルバイトを始めたことが、この教育業界への最初の一歩でした。膝と膝を突き合わせてみっちり勉強を教えます。生まれて初めて教えた生徒の名前は、ユウキ。当時20歳の僕と14歳のユウキは妙に馬が合い、毎回の訪問が楽しくてしょうがありませんでした。

当時ユウキは渋谷の高台にあるマンションで、お父さんお母さんと三人で暮らしていました。お父さんはその業界内では有名な作曲家です。僕とユウキが勉強している隣の部屋で、いつもピアノやギターを弾いて作曲活動を行っていました。

一人っ子であるユウキはきっと兄弟が欲しかったんじゃないかと思います。訪問時は勉強だけじゃなく、学校のこと、部活のこと、家族のこと、恋愛や人生についてまで、二人で尽きることなく色んな話をすることができました。そして彼との距離が近くなるにつれ、僕はこの「教える」という仕事に急速にのめり込むようになったのでした。

ユウキは当時バレーボールに熱中していて、また趣味のアニメやプラモデルの方に意識が向いていたことから、勉強の成績は芳しくはありませんでした。そこで僕は手を替え品を替え、彼との対話の中でやる気を引き出し意識を勉強に向ける努力をしたのです。

家庭教師や塾の講師、学校の先生などすべからく若者に勉強を教える立場の人間は、「勉強」だけを教えるのが仕事ではありません。もし勉強を教えるだけでしたら、その人は仕事の半分も行っていないと私は感じてしまいます。なぜなら、若者に接する立場の人間は彼らに「未来」を見せるのが仕事の中心にあると思っているからです。

いつの時代も若者は夢を描きます。将来輝きたいと願い、未来を見据えて日々を生きているのです。その若者の人生のナビゲーターとなり、彼らの人生のひと時をともに伴走しながら応援する。これこそ教育に携わる大人が行うべきことだと僕は思っています。

話は戻り、当時教えていたユウキの夢は声優でした。お父さんの仕事の関係上、自分の周りにも音楽家や声優といった音楽業界の人たちに刺激されて早くから夢を持つことができ、いつも僕に声優業界の話を聞かせてくれました。そして彼の話を聞きながら、僕はきっと大丈夫、ユウキならなれるよと背中を押し続けました。

そして

月日は流れて、それから約15年後。インターネット上で彼との再会を果たしたのでした。彼は見事人気声優となり、数多くの作品に携わり、幅広く活躍していたのです。

きっと並外れた努力をしたことでしょう。それでも夢を諦めず、14歳の時に見据えていた未来を自分のものにした彼の姿を見て、思わず目頭が熱くなったのでした。

http://www.yuuki-tai.jp

もちろん集団塾でも教える側の思いは伝わります。僕は集団塾でも個別塾でも指導経験がありますのでその一長一短は理解しているつもりです。あらゆる指導形態に従事した結果として、生徒の学力だけでなく未来にまでコミットできる、言い換えると生徒の将来を間近で応援することができるのがこの「個別指導」だと信じているのです。

もちろん集団とは異なり、生徒と講師との距離が近い分甘えは許されません。どちらかが緊張感をなくしてしまうとその効果は半分以下になってしまう危険性もあるのです。しかし心から生徒の学力向上を願い、その先の未来まで応援しようと心がける講師と、真剣に自分の人生に取り組み格闘する生徒とが出会うことで、生徒の描く未来への道は一気に開けることになるのです。

ここ寺子屋でもこれまで多くの生徒が、懸命に自分の未来を切り開こうと努力を積み重ねてきました。初めて寺子屋を卒業した生徒は今はもう社会人です。僕は今でも彼らと繋がりながら、これからもずっと応援していく大人でありたいと思っているのです。

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